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木造在来軸組工法

「木想家」の構造体は、「木造在来軸組工法」という工法でつくられています。
「在来」ということばは、例えば2×4(ツーバイフォー)工法のような「外来」のものでなく昔から日本にあった、という意味ですね。また「軸組」という言葉ですが、土台や柱、梁といった細長い木材を軸材といい、これを組んでつくっていく工法ということで、軸組工法と呼んでいます。


昔は、この軸組には釘や金物は使われておらず、全て「継手、仕口」と呼ばれる木材の加工と組合せで出来ていました。その加工もすべて大工さんが「刻んで」いたんです。しかし現在はプレカットと呼ばれる工場での機械加工が主流となり、また接合部を締めるボルトなどの建築金物の使用も義務付けられていて、ずいぶん変わってきています。

「木想家」でも、プレカット加工が大半ではありますが、年に何軒かは昔ながらの大工さんの手刻みを実施し、昔からの伝統技術を次世代の大工さんに伝えていく試みをしています。また建築金物ももちろん使いますが、材を長く継ぎ足していく「継手」については伝統の「追掛け大栓継ぎ」を使ったりします。強く、そして見え方も美しくなるように、一番よい方法を選ぶ、という考え方で、しっかりと構造をつくります。

 

より確かな構造体のために

「木想家」では、より丈夫で確かな構造を実現するため、以下のルールを定めています。

1.地盤の特性を把握し、確かな基礎をつくる
  全ての敷地で地盤調査を実施し、必要があれば地盤改良工事をおこないます。
  その上に、基礎のねじれや不同沈下のリスクのない、丈夫なベタ基礎を施工します。

2.面材による耐力壁とする
  地震や台風に抵抗する「耐力壁」は、「筋交い」ではなく構造用パネルを使った面材でつくり、
  より強固な壁にします。

3.床の水平剛性を高める
  壁だけでなく、床面もねじれや変形に抵抗する「水平構面」としてつくります。

4.建築基準法をさらに上回る性能を確保する
  建築基準法には、主として耐力壁の量とバランスについての規定がありますが、
  その規定をさらに上回ることを最低の基準として構造計画を進めます。




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